会長挨拶
この度、第38回近畿小児科学会を大阪国際会議場で開催させていただきます。
近畿小児科学会は毎年度末の3月に、近畿地区の小児科医が一堂に会して、小児医療や小児医学に関する最新の話題や知見について、情報交換を行う大変貴重な場です。近畿地区の12の大学医学部の小児科学講座の教授が持ち回りで会長となって開催を担当しております。私たち、神戸大学の小児科が担当するのは、2011年の第24回(会長:松尾雅文)以来、実に14年ぶりとなります。
最近は、長引くコロナ禍の影響で、2020年は中止、2021年と2022年は完全オンライン開催でしたが、2023年は滋賀医科大学小児科の丸尾教授が、2024年は関西医科大学小児科の金子一成教授が現地開催され大成功で終えられております。やはり現地での開催は得られることは多く、旧知の小児科先生方ともお会いし旧交を温める、活発な情報交換も行うことができ、改めて本学会の素晴らしさを感じることができました。今回ももちろん現地開催の予定です。
今回も過去2回に負けないよう、活気のある、楽しく温かい、小児科らしい学会の運営を行いたいと考えております。また、全国各地から演者の先生をお招きし、最新の話題をご提供いただくこととなっておりますので、ご参加の先生方には是非心よりお楽しみいただけましたら幸いです。
多くの先生方からの演題応募とご参加を心からお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
- 第38回近畿小児科学会
会長野津 寛大
神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科 教授